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パージ剤「アレスクラ」
全て解決!奇跡のパージ剤登場!!
弊社営業員より
「アレスクラ」の登場によりパージ剤のイメージは「研磨」から「洗浄」といったイメージにとって代わるでしょう。機械を傷めることなく樹脂替え・色替え・炭化物除去が可能です。1グレードでほぼ全ての樹脂に対応可能です。
アレスクラとは
アレスクラは、最新の界面工学に基づいて考案された全く新しいタイプのパージ剤です。
今までのパージ剤とは異なり、100%科学的な作用で機械内部の残留物質を機械内から排除することができます。
アレスクラの最も特徴的な性質は、140℃で溶解したアレスクラの成分が、機械内の金属表面に薄い液体膜を形成して、金属表面に付着した樹脂・炭化物を液体膜で覆い、金属表面から樹脂・炭化物を剥離させるので、簡単に機械外に排除できることです。液体膜は簡単に流れるので、機械内にアレスクラの成分が残留することはありません。
またpHは弱アルカリで、無機物を全く使用していないので、金属表面を傷つける心配はなく、どんな狭い樹脂流路でも洗浄が可能になります。
※100%科学的な作用:従来の代表的なパージ剤は研磨剤等で「物理的に」炭化物を落とし、成形機内部を痛める原因となっていました。
アレスクラのポイント
  • 樹脂替え・色替え時、ロス減少、時間短縮、作業の簡略化
  • 炭化物を機械内から減らします。
  • タルク・タンカル・酸化チタン・顔料の追放に
  • 1種類でほぼ全ての樹脂に対応可能
  • 定期的な使用により機械の分解清掃の必要性が無くなります。
  • 分解清掃した時も時間・労力は八分の一
  • 樹脂の完全リサイクルを目指します。
参考:異物とパージ剤の作用方法について
異物の発生  (1例)
樹脂の流れに停滞が発生します。
(成形機内部のキズ、流路特性、静電気等による)

停滞は樹脂の焦げ付きを起こします。

焦げ付いた樹脂は更に停滞を起こします。

停滞した樹脂が焦げ付き異物が更に大きくなります。
異物の成形品への混入
異物(炭化物)が大きくなれば異物自体の強度が落ちます

樹脂の流れは滞留を起こしますが、凝固せずに異物表面部分を剥がします。剥がれた異物は成形品に混入します。

異物中心部は残存し、異物の再発生を招きます。

※この時、異物が金属部から剥がれることはあまりありません。樹脂と樹脂のつながりが弱く、対して樹脂が金属部に焦げ付く力の方が強い為です。樹脂の粘度や温度を変えて異物を除去しようとした場合も同じです。
代表的なパージ剤の作用方法
研磨剤で物理的に異物を排除します。
特性上異物表面から作用します。強度の弱い表面は簡単に削れて排出されます。しかし異物中心部までは攻撃しきれない場合があります。多用すると金属部まで影響を与える可能性があります。研磨剤(無機物)が残存しやすい傾向があります。

※研磨剤の色、量はイメージです。研磨する為に含有される成分は商品やグレードにより異なります。
界面活性タイプパージ剤の作用方法
異物を浮かせて除去します。
成形機内部の金属に影響を与えにくく、残存しにくいのはこちらのタイプです。
界面活性だけで充分な洗浄力を得られない場合は、何らかの物性攻撃を併用する商品もあります。如何に金属付近から作用するかがポイントになります。

「アレスクラ」はこちらに属します。
アレスクラの場合
画像・アニメにおけるアレスクラと樹脂の色、流れはイメージです。
@:帯電防止効果を発揮
アレスクラの有効成分は電気的に金属に吸着します。
継続的な使用で成形機内部を電気的に安定させ、異物の金属部への電気的吸着を減らします。
A:粒子の凝集防止・分散機能の発揮
アレスクラの有効成分は粒子の凝集防止・分散機能を持ちます。
固形化しかけた炭化物や樹脂内成分の凝集を防止します。
固形したそれらをを分散させる機能も持ちます。

※作用スピードはイメージです。科学的作用ですので異物の状態等により作用の効果・スピードは異なります。
B:金属に極めて高い親和性
アレスクラの有効成分は140度で融解し液状になり、電気的安定を求め金属面に膜をはります。樹脂・色替えの際、先行樹脂を金属部から浮かせ容易に排出させます。有効成分は後行樹脂によって簡単に排出されます。

アレスクラは後行樹脂か、代替樹脂(PP、HDPEなど)に添加して使用します。
ユニークな異物除去「漬け置きパージ」
炭化物の除去には休日・夜間に熱源を切りながら異物を除去する漬け置きパージも有効です。
アレスクラを5%ブレンドした樹脂 アレスクラ有効成分 炭化物 後続の樹脂
生産樹脂温を守ってアレスクラを5%ブレンドした樹脂を機械内に入れます。
金属と極めて親和性の高いアレスクラ有効成分が金属面に向かいます。有効成分は液体膜ですので狭い樹脂流路でも洗浄可能です。
※使用方法を良く読んでから御使用下さい。
成形機の熱源を切り機械を室温まで下げます。
アレスクラ有効成分が金属表面を覆い、液体膜を形成。炭化物と金属の熱収縮の違いからクラック(割れ)が発生します。
熱源を入れ成形温度に達したら成形開始。後続の樹脂を流します。
熱源を入れるとさらに炭化物のクラックが広がります。
樹脂のみ、或いは他のパージ剤でもこの作用で異物は多少排出されます。
「アレスクラ」はこのクラックから金属部に向かい、炭化物を金属面より剥離します。アレスクラ有効成分は液体膜ですので生産樹脂が流れればすぐに金属表面を離れ排除、無機物も使用されていませんので成形機内部に残りません。
パージ完了!
微弱な樹脂圧で残留物を排出します。アレスクラ使用開始直後は機械内部の炭化物の量により、3〜4回繰り返してください。その後は成形機を停止する時に漬け置く事で分解掃除も楽になります。
スクリューの清掃
射出成形機の場合
写真はアレスクラ使用後に分解清掃した際の物(お客様御提供)。
30トン射出成形機にて
「いつもはカッターを使用して分解清掃しているが、アレスクラを使用することで手で簡単に剥がれた」
押出し機の場合
アレスクラ使用前
アレスクラ使用後、分解清掃
主な適用分野
  • 金型(ホットランナー)洗浄
  • ギアポンプ洗浄
  • アダプター洗浄
  • ダイス洗浄
  • 口金洗浄
  • 炭化物除去
  • ゲル化除去
  • 異物除去
  • 樹脂替え
  • 色替え
アレスクラと他社パージ剤との比較
アレスクラ 他社パージ剤
洗浄効果 ◎金属表面に膜を形成し、高洗浄が可能である。
◎押し出し機は、ノズル先端部や、逆止弁の洗浄が可能である。
▲特に滞留部の洗浄が、充分に行えない。
残留性 ◎130℃で溶解し液体になるので、機械内部に残留しない。 ▲機械内部の残留が顕著である
コスト面 ◎マスターバッチの為、安価なレジンに5%混合するだけ ▲単一材料の充填、またコンパウンド費用がかかる。
万能性 ◎温度域が幅広い。150℃〜400℃ ▲成形温度、レジンによりグレードを選定する必要がある。
環境への配慮 ◎自己排出性がありパージ剤の残留がない。リサイクルも可能
◎無臭である
▲異臭がひどいので、作業環境を選ぶものもある。
▲パージ剤単体でのみの使用しか出来ない。
金型に対応 ◎複雑な金型形状にも対応。またホットランナーの洗浄も可能 ▲対応不可である。
機械の分解清掃 ◎定期的なパージ剤の混合作業で、分解洗浄の必要が無くなる。 ▲パージ剤だけでは限界があり、定期的に機械を分解し、洗浄する必要がある。
射出成形機におけるアレスクラの混合量
射出成形機のサイズ ベースレジンの量 アレスクラーブレンド量
550トン 8kg 400g
350トン 5kg 250g
100〜220トン 3kg 150g
60〜80トン 2kg 100g
押し出し機の混合量
連続押出機での使用量は従来の共洗い量の約1/4〜1/3で十分洗浄可能
※上記の使用量は共に一般的な数値を示しています。実際のパージは、使用目的・対象とする樹脂の種類成形の種類などによりことなります。
コスト検証
アレスクラは費用対効果に優れています。
アレスクラはベースレジンを用意し、5%混合して使用します。
洗浄樹脂用のベースレジンにはリサイクル材も使用可能です。
比較すると他社代表的パージ剤とほぼ同じコストとなります。
そして・・・、
従来のパージ剤ではパージ後の樹脂を産業廃棄物として処理し費用がかかっていました。アレスクラは金型まで流すことが出来ますのでパージに使用した樹脂を型物として取り出せ、粉砕機にかけることができます。場合によっては、再度パージ用のベースレジンに使用することも出来ますので、経費減になります。
また生産停止の際、アレスクラを生産樹脂にブレンドし熱源を切ることで、漬け置き除去となり、電気代を節約することが出来ます。しかも休業中にパージを実行することが可能になり、人件費の削減につながります。もちろん分解清掃も短時間で行うことが出来るようになります。
何より素早い機械清掃により、御社成形機の生産性を向上させます。
このような業種様に特にお勧めです。
プラスチックを熱成形する全ての業者様
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成形の効率化と同時に、不良率の改善により御社の信頼を更に高めます。
使用に関しまして
!使用説明書をよく読みご使用下さい!
成形機の状態にもよりますが、最初は(休業日等に合わせて)4〜6回熱源を切る方法でパージを行ってみてください。ある程度キレイになれば、樹脂替え時の使用や、金型交換の際に成形機に満たすことで効果が期待できます。
アレスクラの使用のコツといたしましては
継続的な使用:ただ異物を除去するだけのパージ剤ではありませんので、継続的な使用で様子を見てください。
適切な添加量:金属部に有効成分を行き渡らす為に添加量は5〜10%を目安にして下さい。
(少なくては行き渡りませんし、多くても飽和しアレスクラが無駄になります。)
有効成分を金属部に到達させること:押出し機ならスクリューの回転速度を低速にすると効果が増えます。
成形機内部に炭化物が層を成してしまっている場合などは効果が出にくくなります。
漬け置きパージで排出した樹脂。この時は3回目から目立って炭化物が混入しました。アレスクラは「炭化物を浮かせて除去」しますので炭化物が樹脂に包まれた状態で排出されています。このように炭化物を金属部から浮かせて取り続けることで炭化物の再発生を減らすことが期待できます。
試験中や導入後に不明点が御座いましたら弊社営業までお気軽にお問い合わせ下さい。
サンプル請求はお気軽にどうぞ
サンプル
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左のサンプル請求シート(PDF)をプリントアウトの上、必要事項を記入しファックスして下さい。
サンプル提供の参考にさせていただきます。
PDFが開かない場合はお電話等で弊社にご請求下さい。
また試用後は試験結果をお聞かせいただきますようお願いいたします。
過去「アレスクラ」導入実績のある企業様はサンプル提供をご遠慮いただく場合があります。
サンプル提供量には上限が御座います。またサンプル提供は各社様原則一回限りとさせていただきます。
一回のテストにサンプル上限量以上必要な場合、複数回サンプルが必要な場合は都度ご相談させていただきます。
お問い合わせ下さい。
コスト検証
アレスクラはお手持ちの樹脂で20倍に薄めて使用してます。荷姿5kgで100キログラムのパージ剤として比較検討下さい。
他パージ剤と比較し異物の再発生を抑止する一歩踏み込んだ作用目的を持ちながら、従来のパージ剤とほぼ同じコストを実現しています。
アレスクラ荷姿
5kg※
10kg
  • 価格はお問い合わせください。
  • 全国納品可能です。
  • 納品先企業様から特定物質含有状況などの提出義務がある場合はお申し付け下さい。
パージ剤「アレスクラ」
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